〜海と森と人の映像シリーズ Bahari〜


Bahari(バハリ)とはインドネシア語で「海」の意。
アラビア語の海や大河を意味するバハルに由来する。
地中海、紅海、インド洋、東南アジアの海で海や大河、美しさ、
日の出などをイメージさせる語のBahariに、私たち企画者の夢を託しました。


 メディア飽和の時代と言われ、私たちの身のまわりに映像があふれるようになりました。 しかし真に興味をもたせる映像、必要とする映像が私たちに提供されているでしょうか?

 研究・教育に関わる人たちは、テレビドキュメンタリーの撮影視点の偏り、解説の不正確さ、そして、 しばしば取材地の文化的文脈が軽視されることに深い危惧を抱いてきました。

 一方テレビ番組を制作する映像制作者の一部も、テレビ局側の自主規制の厳しさと、 視聴者やスポンサーへのおもねりに大いなる不満を抱いてきました。

 そこで、私たちの手で映像を作るために、 〜 海と森と人の映像シリーズBahari 〜 を立ち上げることにしました。 これは目的を共有する研究者と映像の専門家がコラボレーションし、つねに相互啓発を行って作品を作って行くプロジェクトです。 しかも単発的なプロジェクトではなく、過去の経験や失敗を次の作品に活かすために、息の長いスパンで行うものです。

  映像を一部のマスメディアの独占から解放するのも夢ではありません。撮影・編集機材の革新による自主制作(インディペンデント)の可能性の増大を背景に、“Bahari”は生まれました。

 バハリシリーズ作品はDVDとしてパッケージ販売します。1編15分から45分の作品を1年間に12編制作します。

 目標は10年で120編です。販売方法は一部流通経路に乗せますが、主力は直販になります。 直販はメーリングリストに参加いただく方々を中心に展開します。 独立性を保つためには、どうしても、ゆるやかなグループ会員が必要です。

 バハリ・シリーズのDVDは、イルカ漁などを追った第1作「パプアニューギニア・ニューアイルランド島から」、ダイナマイト漁やシアン化物を使ったサンゴ礁での漁業に焦点をあてた 第2作「アジアの海から(1) 毒とバクダン」、第3作「沖縄の海 ウミンチュ とサバニ」が好評発売開中です。

 詳しい作品内容は当ホームページの“Bahari Series”の項目をご覧ください。
 DVDは“オンラインショップ”からご購入できます。

 みなさんのメーリングリストご参加をお待ちしております。

バハリ